昨日は、コンテンツマーケティング事業部のリーダーたちと久しぶりに食事に行きました。とても良い時間だったので少し共有します。
コンテンツマーケティング事業部はお互いに率直にものを言い合えるチームで、EXIDEAが大事にしている「尊敬」と「信頼」が強くあるなぁと思いました。
尊敬と信頼の定義は人それぞれですが、アドラー心理学で言われている概念が一番近いです。ちなみに、アドラーの言う尊敬と信頼は私の解釈では以下です。
尊敬:相手が例え自分の意に反することをしたとしても、何らその人の存在の価値を棄損するものではない。あなたが感じる相手の良いところも悪いところも含めて存在そのまま受け入れる。
※良いも悪いも意味を付けているのはあなたであり、相手の存在の価値とは何も関係がなく、存在自体はやはり尊い。
信頼:条件付きで相手を信じる「信用」ではなく、無条件に信じること。
現実の世界でこれをすることは中々ハードルが高い。会社の中でも簡単なことではないですが、これをできる人が率先してやれば心理的安全性の高い良いカルチャーができていく。それを率先して体現してくれていました。
また、そういうチームだからなのか、一人一人が人生の主人公として、部門のことはもちろん会社全体のこともより良くしようと真剣に考えていることに心を打たれました。
コンテンツマーケティング事業部がそれだけの想いを持ってくれている反面、最近のEXIDEAは部門やプロジェクトの縦割りが進んできました。
それはそれで成長の過程では重要なことなので今後もそのようにしていくのですが、全社での一体感が強かった時はもっとワクワクしたような気がします。実際、体感だけでなく業績も良かったです。
そこで、「いつが全社として最も一体感があったかなぁ」 なんていう話をしました。
答えは恐らく、コロナ禍に入る前で、それぞれが自分の存在意義を明らかにする合宿をして、ビジョンを決めるMTGをして、「ゲームチェンジャーを生み出す」というところに全員が自分の生き甲斐を一致させて仕事をしていた時だろうなぁと。
現在はビジネスの中核であるコンテンツマーケティングに寄せるために、「コンテンツで世界を動かす」というミッションの下に、それぞれの部門がミッションを持ってやっています。
改めて、クライアント向けの事業部はクライアントやその商品サービスをゲームチェンジャー(世界を変える企業)にする。Webサイトやプロダクトを作る部門は自らが作るものをゲームチェンジャーにしていく。
というところに強く照準を合わせていこうと思いました。それが社長である私自身が最も全事業に命を張れる座標なのでしょう。一度通り過ぎたところに戻すことには抵抗がありますが、心に従うごとが大事だと思ってます。
EXIDEAはこの10年ではざっくり以下のようにミッションを変遷させてきました。
①世界を本物のボーダレスに(経済・可能性・心に壁のない、ひとつなぎの世界)
②ゲームチェンジャーを生み出す
③コンテンツで世界を動かす
段々、目の前の近いところになっていますね。①は今でも実現したいことですが数百年かかる見果てぬ夢、②は数年から10年単位で実現していくこと、③は今すぐ今日の仕事の中でもできること。
目的は、"生きる=活きる"人を増やしていくこと。それはどこに照準を当てても変わらず、人と地球の持続可能で豊かな未来を創っていきます。
コンテンツマーケティング事業部は名前の通り、コンテンツ領域のデジタルマーケティングがとにかく強い。
私自身がSEOを16年やっていたり、副社長兼事業部責任者の塩口が動画マーケティングを草創期からやっているスペシャリストでもあります。 SEOと動画マーケティングといったお家芸は今後も徹底的に突き詰めます。
ただ、クライアントをゲームチェンジャーにしていこうと思えば、それ以外のデジタルマーケティング領域でもスペシャリストの仲間が必要です。
そういう仲間が集まって、記憶に残るようなすごい仕事をして、その方法を世の中に伝えていけるソートリーダーの集団を実現していきたいと思います。
と言っても華やかな仕事ばかりではないので、猛烈に仕事をする世界で最も愚直なデジタルマーケティング企業であるということを忘れずにこれからも進みたいですね。